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アフレコインタビュー

■キャラクターのご紹介をお願いします。

西王母桃(ざくろ) 中原麻衣さん
ざくろは半妖の女の子です。人間である総角さんと一緒に行動をすることになるのですが、最初は「人間なんて、バテレンなんて」と言っている保守的な女の子だったのですが、物語が進むにしたがってどんどん心を開いて新たな世界を知っていきます。保守的な分ツンデレというか外の刺激に対して拒絶をしてしまうようなところがあって、そういうところが可愛いなと思うので、そこから新たな可愛いざくろが出てくるところを見ていただけたら嬉しいです。

総角景(あげまき けい) 櫻井孝宏さん
陸軍少尉です。軍人なので堅いイメージを持ってしまいがちですが、上品で格好良く物腰の柔らかい優しい人です。印象の良い青年ですね。
妖人省に配属され、ざくろたちと共に悪い妖人と戦う役目を担うのですが、相当な怖がりで、皆の足を引っ張ったり、弱いところばかりを見せてしまいます。
でも登場人物たちと触れ合うことで少しずつ成長していきます。

薄蛍(すすきほたる) 花澤香菜さん
薄蛍ちゃんはざくろの友達で一緒に妖人省で戦っていて、基本おとなしくておしとやかな感じの女の子です。人間に対してちょっと臆病なところがあるのですが、一緒に行動している利劔さんが補ってくれるので、利劔さんと一緒に居るときは人間と居ても平気になります。

芳野葛利劔(よしのかずら りけん)  日野聡さん
口数も多くなく見た目もごつい感じなので一見怖そうなんですけども、実は穏やかで優しい男です。
ただ如何せん不器用なもので、最初のうちはなかなか薄蛍とも上手く接することが出来ずに怖がらせてしまいます。
薄蛍の能力によってお互いの思いが通じ合っていることを確認してからは、より強い信頼で二人力を合わせて妖人省の仕事をこなして行く役どころです。

雪洞(ぼんぼり) 豊崎愛生さん
雪洞ちゃんは鬼灯と双子の姉妹で、いつも一緒にいる女の子です。本当に見た目がそっくりで、どっちがどっちだか区別がつかないくらいで、他のキャラクターと比べて背格好は小さめな感じなのですが、精神年齢は高かったり柔軟さを持っていて包容力もあるキャラクターです。とにかく丸竜さまのことが大好きで、いつも丸竜さまにくっ付いてキャッキャ二人楽しくしています。

鬼灯(ほおずき) 堀江由衣さん
豊崎さんが言ったことそのままなのですが(笑)、とにかく雪洞ちゃんと本当にそっくりで、違う所を頑張って探してみたのですが特に無く、いつもに楽しそうにしているのが印象的です。あとは以下同文で(一同笑)。

花桐丸竜(はなきり がんりゅう) 梶裕貴さん
丸竜は総角さんと利劔さんと同じく少尉なのですが、陸軍の最年少少尉ということで、勉強家で凄く野心がある子だと思います。自信満々で「自分はいつか凄い男になってやる」という夢を抱いていて、それが子どもらしくて可愛いなと思いましたし、そのように実際映っていると思います。如何せん子どもな分、雪洞と鬼灯に振り回されていて、いつも二人にリードされっぱなしな感じの、非常に可愛いキャラクターです。

■アフレコを終えての感想をお聞かせください。

中原さん
本当に楽しい現場で毎回笑わせてもらっています。年齢的・キャリア的に若い人から雨竜寿役の石住昭彦さんや櫛松役の小宮和枝さんといったベテランの方まで幅広い方々とお仕事をさせていただいて、一つの作品にそういう方々がいらっしゃるというのは凄く環境が良いなと思いながら演じさせてもらっています。学ぶことがとても多い現場です。

櫻井さん
楽しいというのが一番なんですけど、何よりチームワークが良くて、キャラクターたちの関係性が現場にもそのまま生きているように見えます。
特に双子は息ぴったりで、聞いていて感心してしまうくらいですよ。そういう良い雰囲気が早い段階で作れていたことが、楽しいアフレコに繋がっているんだと思います。

花澤さん
原作が少女マンガ風で、きゅんきゅんするストーリーがそのまま楽しめるので、演じながらずっときゅんきゅんしています(一同笑)。

櫻井さん
今の言葉にきゅんきゅんしている人がいるかもしれない。

日野さん
そんな僕は今の言葉にきゅんきゅんしています(一同笑)。やっぱりパートナーを組む利劔としてはですね、常に花澤香菜ちゃんのことを見守りつつ・・・(一同笑)、本当に楽しくこのアフレコ現場で収録に臨んでいます。気づけば中間地点に差し掛かりつつあって、本当にあっというまで1クールというのがちょっと寂しいのですが、早くオンエアが見たいという気持ちでいっぱいです。

豊崎さん
楽しい現場でスタッフの皆様も陽気な人たちで、とても温かく現場は進行しています。可愛い妖人や怖い妖人も出てくるし、女の子も出てくるし、という中で、その個性の強いキャラクターたちの掛け合いだったり台詞回しだったりが凄く楽しいです。双子ちゃんということで二人で一つの台詞みたなものがあって、二人で割ってお喋りすることもたくさんあるのですが、そういった独特の二人のリズムだったり、丸竜君を二人でコロコロ転がしているようなところが凄く楽しくて(笑)、いつもアフレコをわくわくしながら、そしてきゅんきゅんしながらやっています。

堀江さん
私も凄く楽しくやらせていただいています。双子の役なので凄く心強いなと思う反面、間違ったら凄く迷惑を掛けてしまうと思って、楽しいのと心強いのとちょっと緊張感とがありつつで凄く良い状態でやらせていただいています。

梶さん
キャストのチームワークもそうですし、スタッフさんとのチームワークも凄くいい現場で、皆良い方だなと毎週感じています。作品のお話自体が恋愛の要素があったり日常の話しがあったり、かと思ったらバトルのシーンがあったり、色々なシーンがたくさんあるので演じていて楽しいです。

■作品の見どころとファンの皆様へメッセージをお願いいたします。

中原さん
原作に忠実に描かれているので、原作を読んでいる方の期待も絶対に裏切らない作りになっています。音楽も素晴らしいしい絵も素晴らしいし、絶対に見て損はないので、ぜひ見てざくろの世界にはまっていただけたらと思います。よろしくお願いします。

櫻井さん
やっぱり恋愛模様が見どころの一つなのかなと男の僕でも思うので、男女問わず見てほしいですね。
ちょっと照れてしまうようなセリフやシチュエーションが男性にはあるかもしれませんが、そういう潤いって必要だと思いますので(笑)、とにかく見て頂いて、日々の生活に是非役立てて貰いたいなと思います(一同笑)。

花澤さん
ペアの揺るぎない安定感と、恋敵がいないのが凄く良いなと思います。あとエンディングをペアで歌っているんです!なのでそこも聴いていただけたら嬉しいです。ぜひオンエアを楽しみにしていてください。

日野さん
本当に男女ともに楽しんでもらえる作品です。
そして僕と梶君でざくろのWEBラジオも担当させて頂いているので、アニメのバックアップしていけたらなと思っています。
それからWEBドラマでアニメ本編に繋がる物語をやっていますので、そちらも聴いていただくとよりアニメ本編の方も楽しんでもらえるのではないかと思います。
楽しみに待っていてください。

豊崎さん
ファンタジー的な要素がたくさん詰め込まれているし、バトルシーンも派手で格好良くてドキドキして、ざくろのアニメーションの中で大好きなところなのですが、やっぱり一番好きなのは人間模様で、揺れる恋心だったり、皆の過去が話が進むうちに明らかになってくると思うのですが、過去のトラウマといったお話が繊細に描かれているので、ヒューマンドラマ的なところも楽しみに見ていただけたら嬉しいです。あとはスフィアがオープニングを歌っています(笑)。ざくろの世界観を汲み取って歌わせていただきましたので、オープニングからエンディングの最後まで見ていただけたら嬉しいです。

堀江さん
私もやっぱり恋愛模様がこの作品ではとても気になっていて、女子の私から見ると男性陣の「この人のこういう所は凄く格好良い」「この人のここは良いな、憧れるな、でも実際にいたら微妙かな」とか(一同笑)、そういうことを想像しながら楽しめる作品だなと思っていて、逆に男性陣が見ても「ざくろはここが良いよな」みたいなところが個々にあると思います。本当に魅力的なキャラクター達が色々な気持ちで動いているので、その辺が一番楽しく見ていただけるところなのではないかと思います。ぜひオンエアをお楽しみに。

梶さん
原作を読ませていただいたのですが、その雰囲気がアニメに出ていて、絵もそうですし色使いの淡い感じが世界観を物語っているなと感じました。個人的に大正浪漫的な作品が凄く好きなので、参加できて凄く嬉しかったです。皆さんがおっしゃる通り男女共に楽しめる作品で、最近そういった作品があまりない気がしますので、これを機にぜひ見て欲しいと思います。よろしくお願いします。

ありがとうございました。

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